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2008年07月03日

新宿東口のくじ引き


新宿東口に突如「くじ引き」が登場。

仮想通貨「ココア」やレアアイテムがもらえます。


……がいまのところもらえたのは6等の「ティッシュ」のみ。


おかげでなんかやたらと箱ティッシュだらけな部屋と化してます。  
タグ :meet-me
Posted by Aberrant Corpses at 21:05Comments(0)TrackBack(0)meet-me

2008年07月03日

●●だから殺してもいい



憎悪犯罪の撲滅を! Habbo Hotelとマシュー・シェパード財団がパートナーシップを締結
ティーンエイジャー向けの2D仮想世界HabboHotelが、人種や宗教、性的志向、心身障害を理由に人に危害を加える「憎悪犯罪」の撲滅及び被害者救済の活動を行っている慈善団体「マシュー・シェパード財団」とのパートナーシップを締結した。今後ティーンエイジャー向けに定期的にイベントを開催していくという。

「マシュー・シェパード財団」は、1998年10月に起こった同性愛者の大学生がリンチ殺人された憎悪犯罪「ララミー事件」をきっかけに、その被害者の両親が設立した団体。主に憎悪犯罪の撲滅や被害者支援、アメリカの「憎悪犯罪防止法」の被害者対象に女性と障害者、同性愛者も加えるよう求める活動を行っている。
今回のパートナーシップ締結により、今後同財団はHabboHotel内でティーンエイジャー向けの啓蒙イベントを定期的に開催していくとのこと。第一回目の開催は7月7日(月)の19:00より(太平洋標準時間)。同財団のエグゼクティブ・ディレクターのジュディ・シェパード氏は今回のパートナーシップ締結について「憎しみを理解や思いやり、賛成へと変えるため、若者と会話を持つ良い機会となるでしょう」とコメントしている。

本文はこちら

http://www.secondtimes.net/news/world/20080703_habbo.html



という記事を仕事で書きました。

しかしまだ説明し切れてない感が凄くするので続きをこっちでやる。

「憎悪犯罪:ヘイトクライム(hate crime)」とは、人種や民族、宗教、性別、障害、性的志向、社会階級などの理由から、特定の人々が意図的に標的にされる犯罪のこと。

これを常習的にやる集団で最も大規模且つ知名度が高く歴史が古い集団は白人至上主義集団「KKK(クー・クラックス・クラン)」で、最近勢いを増しているのが「ネオ・ナチ」

アメリカには「憎悪犯罪防止法」という法律があり、その取締りのため規模自体は小さくなっているとのことだが、これが皮肉なことに大規模な団体から分裂・拡散、さらに別の右派・保守思想集団と連携した動きも出てきて、結果的に捕まえにくくなっているそうな。

この「憎悪犯罪防止法」は、ある犯罪事件に於いてその動機に差別があった際、通常の刑罰に加えて憎悪犯罪防止法違反の量刑も上乗せできるというもの。

罪の重さは比較にならないが、交通事故を起こしたときに飲酒運転していたら余計に罪が重くなるのと同じようなもん。

しかし、現在この法律の保護対象となっているのは「人種・民族・宗教」の3種類のみ。

そして1998年10月、ゲイであることをカミングアウトしていた大学生のマシュー・シェパード氏(当時21歳)が、リンチされた末に18時間も木に縛られ死亡するという殺人事件が発生。

犯人は22歳と21歳の男性で、町のバーでシェパード氏にナンパされたことに怒り犯行に及んだとのこと。

しかし先の憎悪犯罪防止法の限界から通常の傷害事件として処理されてしまった。

この事件は犯行現場の地名から後に「ララミー事件」と呼ばれるようになり、同性愛者に対する差別・偏見について全米を巻き込む大論争に発展。

当時の大統領であるビル・クリントン氏はこの事件に際しなんと遺族へ直接電話、そして憎悪犯罪防止法の保護対象に「トランスジェンダーと女性、障害者」も含めることを議会に訴えた。

そして、2000年6月、念願叶って法改正案が下院・上院共を通過!………したものの、政権はブッシュの保守政権へと移り変わり、未だに法改正には至っていない。

上記のニュースにある「マシュー・シェパード財団」とは、「ララミー事件」の被害者マシュー・シェパード氏の両親が作った慈善団体で、法改正を訴えるとともに差別の種類を問わず憎悪犯罪被害者の救済・支援の活動を行っている。

まったく向こうの人は強いというか、悲しみを自分だけのもので終わらせないで建設的な方向へもって行く方法を知っている。

ただの被害者では絶対に終わらない、悲しみすら活動のパワーに変えて世の中全体を良くする方向へ進んでいく。

ここら辺は日本人も大いに見習うべきですな。


日本における憎悪犯罪を描写した小説に、吉田修一氏の「最後の息子」という作品がある。

最後の息子 (文春文庫)
最後の息子 (文春文庫)

内容の大半は、トランスジェンダーの彼女に養われている冴えないヒモのダラダラした日常を描いたものだが、その中に「ホモ狩り」の被害に遭って失明したり死亡してしまった男性の姿が描かれている。

後にリンチに遭い死亡してしまう男性は言う

「抗議?考えてもみろよ。直前まで男にフェラチオされながら、ハァーハァー言ってた奴がだぞ、ホモ狩りにあって失明したからって、俺たち仲間が声を上げて抗議でもしてみろよ。早速どこかの記者がやって来て『あのぉ、抗議の女装パレードとかやらないんですか?』なんて聞かれるのがオチさ」

と。

つまり、被害にあった上にさらに世間から嘲笑されるということ。

それでも差別反対の声を上げてほしい…と言うのは残酷だろうか。

このやりとりはどう読んでもフィクションとは思えない、明らかにリアルな被害者の声が見え隠れする。

ちなみにその後、東京都江東区新木場駅前の「都立夢の島緑道公園」内で、若い男性が集団暴行により死亡するという「新木場事件」が発生。

犯人は中学生と高校生で、主な犯行の理由は「ホモは警察に届けないから小遣い稼ぎにやった」

こうして彼らは逮捕される1年以上前から公園に集まる同性愛者をターゲットに常習的に暴行や脅迫を繰り返していたという。

もちろん被害届が出ていたケースもあったが、それに対応した警察官すらバカにしてまともに取り合わず、結果的に最悪の事態に発展してしまった。

このような日本国内のケースでは、差別のほかに「金銭目的」もからみ、さらに低年齢化しているもんから余計にタチが悪い。

ちなみにこの事件が起こった際もmixiの日記のネタにしたんだけど、意外にも複数のマイミクから「それは仕方がない」「(夢の島緑道公園がハッテン場になることが)なんかイヤだ」というコメントが付いて、思わず書き込んだマイミク全員を切りたくなった。一応まだ繋がってるけど。

まだまだ日本では、被害者も加害者も「仕方がない」と思い込んでいる節がある。

しかし、「同性愛者だから被害に遭っても仕方がない」と言うことは、「いじめはいじめられる方にも問題がある」と言うことと同じくらい馬鹿なことではないか?

「公園という公共の場でヤッてるのが悪い」のなら他の公園で乳くり合ってるノーマルカップルだって悪いし、それは公然猥褻罪で罰すればいいのであって、「だから殺していい」という理由にはならない。

ちなみに同性愛者を対象にしたものではないが、最近起こったこの事件も明らかに憎悪犯罪だろう。


路上生活者襲撃:自転車の男、無言で殴る

東京都府中市などで路上生活者が連続して襲撃された事件で、今年3月に調布市の公園で殴打され重傷を負った男性(62)が毎日新聞の取材に応じ、襲われた際の様子を証言した。男性は今も入院中で、赤く腫れた後頭部と額の傷跡が痛々しい。「路上生活者を狙うのは弱い者いじめ。許せない」と訴えた。

全文はこちら

http://mainichi.jp/photo/news/20080703k0000e040071000c.html


あまりにもタイムリーだったので参考に掲載。

こうした差別感情というのは案外子供の頃に醸成されてしまうという背景がある。

保守的で閉鎖的な町に生まれ育ったがためにそのような思想になってしまう子供や若者も多い。

アメリカだと共和党支持の家庭や敬虔なカトリック教徒の家庭に生まれてしまったり、特に南部の「バイブルベルト」地帯に生まれてしまった子供なんかがなりやすい。

日本だと地域のチンピラの集まりから暴走族を経て右翼団体へ行ったりとか。

どちらの場合も、田舎特有の「縦の繋がり」「年上の大人の影響」をモロに受けてしまうケースが見受けられる。

そもそも生まれた時から差別感情を持っている子供なんて一人もいない。結局子供は親の背中を見て育つ。

今回のHabbo hotelとマシュー・シェパード財団の試みは、そんな”悪しき連鎖”を断ち切るのに実に効果的な方法ではないかと期待が持てる。

なんせHabboは全世界32ヶ国で1億人以上の子供・ティーンエイジャーが利用しているサービスだから、継続的に啓蒙イベントを行っていけばかなりの人数に理念をアピールできるだろう。

ただ残念なことに英語対応しかないみたいで日本ユーザーは参加できないっぽいけど。

というか国内の仮想世界サービスで同様に慈善活動をサポートしよう!という会社、もしくはSIMオーナーはいないものか?八国山以外にも。

また国内の各種慈善団体ももっと仮想世界を活用してくれないだろうか?

リアルの宣伝経費に比べたらかなり安い値段でできると思うんだけど…
  
タグ :HabboHotel
Posted by Aberrant Corpses at 20:27Comments(4)TrackBack(0)海外の仮想世界